東京応化工業が提供するフォトレジストは、半導体の製造工程に欠かせないものです。また当社は、光を利用して微細な加工を行うフォトリソグラフィ工程で使われる高純度化学薬品や各種装置も提供しています。半導体製造の前工程の概要と、そこで活躍する当社製品をご紹介します。
フォトレジストは感光性材料と呼ばれ、光に反応して変化する材料です。半導体の配線の製造工程では、まずシリコンウェハー(薄い円盤状の土台)にフォトレジストを塗布します。当社ではフォトレジスト材料はもちろん、多様な条件に適応する塗布装置も提供しています。
写真と同様に、現像することで露光した設計図のフォトレジストパターンを形成します。
設計図のパターンを形成するために、各種タイプのフォトレジストに対応した専用現像液に浸漬するなどの⽅法で不要な部分のレジストを溶解させ除去します。当社では各種レジストに対応する現像液をご提供しています。
現像で形成したフォトレジストパターンを保護膜として、フォトレジストのない部分をエッチング(食刻)します。エッチングの方法にはドライエッチング、ウェットエッチングがあります。
不要になったフォトレジストを除去します。各種フォトレジストに合った剥離液を活用することで、基板や薄膜に影響を与えずにフォトレジストを除去することができます。当社では高純度な洗浄液、剥離液、シンナーを提供しています。
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